生活費シミュレーション

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保険6分

保険料見直しシミュレーション|生命保険・医療保険の平均と過剰保障を診断

生命保険・医療保険・個人年金保険の保険料を、家族構成・貯蓄額・必要保障額から見直す方法を解説します。

まず結論家族構成、貯蓄額、必要保障額をもとに、生命保険・医療保険の過剰保障をチェックします。

死亡保障・医療保障・貯蓄型を分けて見る

年17.1万円個人平均
年35.3万円二人以上世帯
年84,000〜108,000円独身例
01

最初に押さえる数字

長文を読む前に、判断に使う数字だけ先に確認します。

個人平均年17.1万円

月換算で約14,250円

二人以上世帯年35.3万円

月換算で約29,400円

独身例年84,000〜108,000円

過剰保障を整理した場合

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この順番で見れば迷いにくい

細かい説明より先に、判断の流れだけを並べました。

1

入院日額はいくらか

2

何日目から出るか

3

1回の入院で出る日数の上限

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数字で比較する

保険料が高くなりやすい人 の要点を、表や短い説明で確認します。

状況高くなりやすい理由
若い頃に営業経由で加入した特約が多く、保障内容を把握していないことがある
独身なのに死亡保障が大きい扶養家族がいない場合、必要保障額が小さいことがある
医療保険・がん保険・共済が重複入院保障が重なっていることがある
貯蓄型保険に複数加入保障と貯蓄を混ぜて比較しにくい
ライフイベント後に未更新結婚・出産・住宅購入・子どもの独立後に見直していない
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読むならここだけ

本文の要点をカードにしました。気になるカードだけ開いてください。

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要点

保険料は、固定費の中でも見直したときの効果が大きい項目です。ただし、スマホやサブスクとは違って、なんとなくで解約すると、いざというときの保障まで失ってしまいます。

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保険料が高くなりやすい人

次のような状況に当てはまる人は、保険料が高くなりがちです。心当たりがないか見てみてください。

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まず分けるべき保険

保険を見直すときは、商品名ではなく「目的」で分けるのがコツです。下の表のように、何のための保険かで仕分けてみましょう。

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シミュレーション例:独身一人暮らし

扶養する家族がいない独身の人が、保障を必要な分にしぼった場合の例です。それぞれの数字が何を表すかも、あわせて示します。

詳しく読みたい人向け

全文は折りたたみにしました。必要な項目だけ開けます。

要点

保険料は、固定費の中でも見直したときの効果が大きい項目です。ただし、スマホやサブスクとは違って、なんとなくで解約すると、いざというときの保障まで失ってしまいます。だから保険の見直しでは、「とにかく安くする」のではなく「必要な保障にしぼる」のが何より大事です。

まずは目安から。生命保険文化センターによると、生命保険に1年間で払う保険料は、個人平均で17.1万円、二人以上世帯の平均で35.3万円。月に直すと、個人で約14,250円、二人以上世帯で約29,400円です。ちなみに、生命保険に入っている割合は、二人以上世帯で89.2%、単身世帯で45.6%でした。

保険料が高くなりやすい人

次のような状況に当てはまる人は、保険料が高くなりがちです。心当たりがないか見てみてください。

状況高くなりやすい理由
若い頃に営業経由で加入した特約が多く、保障内容を把握していないことがある
独身なのに死亡保障が大きい扶養家族がいない場合、必要保障額が小さいことがある
医療保険・がん保険・共済が重複入院保障が重なっていることがある
貯蓄型保険に複数加入保障と貯蓄を混ぜて比較しにくい
ライフイベント後に未更新結婚・出産・住宅購入・子どもの独立後に見直していない

保険は、入った時点では理にかなっていても、家族構成や貯蓄額が変わると「いまの自分には手厚すぎる」状態になることがあります。

まず分けるべき保険

保険を見直すときは、商品名ではなく「目的」で分けるのがコツです。下の表のように、何のための保険かで仕分けてみましょう。

目的代表例判断基準
死亡保障定期保険、収入保障保険扶養家族が困らないか
医療保障医療保険、共済貯蓄と公的制度で足りるか
がん保障がん保険治療費・収入減に備えるか
貯蓄・運用終身保険、個人年金他の資産形成手段と比較する
損害保険火災保険、自動車保険必須保障と重複を確認する

この仕分けをしないまま「保険料が高いな」と考えると、本当に必要な保障まで削ってしまうおそれがあります。

シミュレーション例:独身一人暮らし

扶養する家族がいない独身の人が、保障を必要な分にしぼった場合の例です。それぞれの数字が何を表すかも、あわせて示します。

項目内容・金額何を表すか
今の保険料12,000円現状の月額
┗ 内訳終身6,000円/医療4,000円/がん2,000円何にいくら払っているか
扶養家族なし死亡保障の必要度の判断材料
生活防衛資金100万円以上いざというとき自力で賄える額
見直し後の目標3,000〜5,000円必要な保障にしぼった着地点
月あたりの削減額7,000〜9,000円毎月浮くお金
年あたりの削減額84,000〜108,000円1年分に換算した効果

独身で扶養する家族がいないなら、大きな死亡保障はいらないことが多いです。医療の保障も、公的医療保険や高額療養費制度、自分の貯蓄を踏まえて判断します。ただし、健康状態が悪くなっていると、解約後に入り直せないことがあるので注意してください。

シミュレーション例:子どもあり家庭

子どもがいる家庭が、保障の中身を組み替えて保険料を下げた場合の例です。

項目金額何を表すか
今の保険料35,000円現状の月額
見直し後の目標20,000円必要な保障は維持した着地点
月あたりの削減額15,000円毎月浮くお金
年あたりの削減額180,000円1年分に換算した効果

子どもがいる家庭では、死亡保障そのものは大切です。ただし、終身保険や貯蓄型保険で高い保険料を払っているなら、掛け捨ての収入保障保険などに替えることで、必要な保障は保ったまま保険料だけ下げられることがあります。

必要保障額の考え方

「いくらの死亡保障が必要か」は、次の式で考えます。この式は、万一のときに遺された家族が困らないために、どれだけの備えが要るかを表しています。

必要保障額 = 遺族の必要生活費 + 教育費 + 住居費 - 遺族年金 - 貯蓄 - 配偶者の収入見込み

なお、住宅ローンに団体信用生命保険(団信)が付いていると、契約者が亡くなったときに住宅ローンがなくなることがあります。その場合は「住居費」の前提が変わるので、計算し直しましょう。

医療保険を見直す考え方

医療保険は、「入院1日あたりいくら出るか」だけで判断しないでください。最近は入院日数が短くなる傾向もあり、通院での治療や先進医療、入院で収入が減ったときの備えのほうが大事な場合があります。

チェックしたいのは、次のポイントです。

  • 入院日額はいくらか
  • 何日目から出るか
  • 1回の入院で出る日数の上限
  • 手術給付金
  • 先進医療特約
  • がん診断一時金
  • 保険料の払込期間
  • 更新型か終身型か

古い医療保険は、保障の中身が今の医療の実態に合っていないことがあります。一度、最近の保険と見くらべてみましょう。

保険料見直しの手順

迷ったら、上から順に進めてみてください。

  1. 保険証券をすべて集める
  2. 月額保険料を一覧化する
  3. 死亡保障・医療保障・貯蓄型に分類する
  4. 家族構成と必要保障額を確認する
  5. 重複保障を探す
  6. 不要な特約を外せるか確認する
  7. 解約前に代替保障の加入可否を確認する
  8. 健康状態・告知・再加入リスクを確認する

いちばん大事なのは、先に解約しないこと。新しい保険にちゃんと入れるか確かめてから、古い保険を見直しましょう。順番を間違えると、無保険の期間ができてしまうおそれがあります。

FAQ

保険料はいくらが平均ですか?

生命保険文化センターによると、1年間で払う保険料は、個人平均で17.1万円、二人以上世帯で35.3万円です。月に直すと、個人で約14,250円、二人以上世帯で約29,400円です。

独身でも生命保険は必要ですか?

扶養する家族がいないなら、大きな死亡保障はいらないことが多いです。ただし、葬儀費用や医療の保障、働けなくなったときの備えは、人によって必要になります。

医療保険は不要ですか?

これは一概には言えません。貯蓄額・公的制度・勤め先の福利厚生・収入が減ったときの耐えられる度合いで判断します。貯蓄が少ない時期は、医療保険が安心材料になることもあります。

保険相談を使ってもよいですか?

使って大丈夫です。ただし、相談窓口は販売手数料で成り立っていることがあります。提案をうのみにせず、必要な保障額と保険料は自分でも計算してみましょう。

参考データ・出典

平均を見るだけで終わらせない

記事の数字を自分の家計に置き換えると、削るべき支出と残してよい支出が分かります。

Taka

東大理系卒・ITエンジニア・FP資格保有
データサイエンスによる投資歴8年以上。正しく貯めて、正しく使うがモットー。
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