生活費シミュレーション

ブログ一覧へ2026-05-23 更新
老後6分

老後生活費シミュレーション|夫婦・単身の平均額と不足額はいくら?

老後の生活費を、65歳以上の夫婦無職世帯・単身無職世帯の最新データをもとに解説。年金収入、消費支出、不足額をシミュレーションします。

まず結論老後家計は支出平均だけでなく、年金などの可処分所得との差額から不足額を見積もります。

夫婦・単身それぞれの平均不足額を見る

42,434円/月夫婦不足額
29,980円/月単身不足額
約1,527万円夫婦30年
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最初に押さえる数字

長文を読む前に、判断に使う数字だけ先に確認します。

夫婦不足額42,434円/月

65歳以上夫婦無職世帯の平均差額

単身不足額29,980円/月

65歳以上単身無職世帯の平均差額

夫婦30年約1,527万円

平均不足額からの単純試算

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この順番で見れば迷いにくい

細かい説明より先に、判断の流れだけを並べました。

1

年金見込額

2

退職金・貯蓄・投資資産

3

住居費:家賃、住宅ローン、管理費、修繕積立金

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数字で比較する

老後生活費の平均内訳 の要点を、表や短い説明で確認します。

項目夫婦高齢者無職世帯高齢単身無職世帯
実収入254,395円131,456円
可処分所得221,544円118,465円
消費支出263,979円148,445円
非消費支出32,850円12,990円
月の不足額42,434円29,980円
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読むならここだけ

本文の要点をカードにしました。気になるカードだけ開いてください。

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老後生活費は「平均額」より「不足額」で見る

老後のお金を考えるとき、支出の平均額だけを見ていても不安は晴れません。本当に大事なのは、年金などの収入と支出の「差」、つまり毎月いくら足りないかです。

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老後生活費の平均内訳

下の表は、夫婦世帯と単身世帯それぞれの収入・支出と、月いくら足りないかをまとめたものです。一番下の「月の不足額」が、毎月貯蓄から補う金額にあたります。

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支出項目別の内訳

老後の支出が、何にどれくらい使われているかを項目別に並べました。自分の家計と見比べて、多そうな項目を探してみてください。

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老後不足額を年額で見る

毎月の不足額は小さく見えても、老後は20年〜30年と長く続きます。月の赤字を年・20年・30年に積み上げると、どれくらいの貯蓄が必要かが見えてきます。

詳しく読みたい人向け

全文は折りたたみにしました。必要な項目だけ開けます。

老後生活費は「平均額」より「不足額」で見る

老後のお金を考えるとき、支出の平均額だけを見ていても不安は晴れません。本当に大事なのは、年金などの収入と支出の「差」、つまり毎月いくら足りないかです。

総務省の2025年平均の家計調査によると、65歳以上の夫婦のみの無職世帯では、ひと月の消費支出が263,979円、手取りにあたる可処分所得が221,544円でした。差し引きすると、月42,434円の赤字です。

65歳以上の単身無職世帯では、消費支出148,445円に対して可処分所得118,465円で、差は月29,980円の赤字。つまり平均的な老後家計でも、毎月数万円を貯蓄から取り崩している、というのが実態なのです。

老後生活費の平均内訳

下の表は、夫婦世帯と単身世帯それぞれの収入・支出と、月いくら足りないかをまとめたものです。一番下の「月の不足額」が、毎月貯蓄から補う金額にあたります。

項目夫婦高齢者無職世帯高齢単身無職世帯
実収入254,395円131,456円
可処分所得221,544円118,465円
消費支出263,979円148,445円
非消費支出32,850円12,990円
月の不足額42,434円29,980円

夫婦でも単身でも、平均では毎月足りていません。もちろんこれは平均の話で、持ち家か賃貸か、年金額、医療・介護、子どもへの支援、旅行や趣味によって大きく変わります。

支出項目別の内訳

老後の支出が、何にどれくらい使われているかを項目別に並べました。自分の家計と見比べて、多そうな項目を探してみてください。

項目夫婦単身
食料78,964円42,545円
住居17,739円11,416円
光熱・水道23,540円15,565円
家具・家事用品11,237円6,069円
被服・履物5,354円3,049円
保健医療17,941円8,388円
交通・通信31,325円13,601円
教養娯楽26,538円16,132円
その他51,341円31,681円

ここで注意したいのが、住居費が低めに見えること。これは持ち家の世帯が多いためで、賃貸で老後を迎える人は家賃の分だけ大きく上振れします。たとえば老後に家賃8万円があると、生活費は夫婦で34万円前後、単身で22万円前後まで上がる可能性があります。

老後不足額を年額で見る

毎月の不足額は小さく見えても、老後は20年〜30年と長く続きます。月の赤字を年・20年・30年に積み上げると、どれくらいの貯蓄が必要かが見えてきます。

夫婦世帯の不足額42,434円は、年間で約50.9万円。20年なら約1,018万円、30年なら約1,527万円です。単身世帯の不足額29,980円は、年間で約36.0万円。20年なら約720万円、30年なら約1,079万円になります。

世帯月不足額年不足額20年30年
夫婦42,434円約50.9万円約1,018万円約1,527万円
単身29,980円約36.0万円約720万円約1,079万円

これはあくまで平均的な不足額からの試算です。介護費、住宅の修繕、医療費、子ども支援、旅行、物価上昇まで考えると、これに加えてゆとり資金が必要になります。

持ち家と賃貸で老後必要額は変わる

老後の家計でいちばん差が出るのは、住居費です。持ち家でも、固定資産税・修繕・管理費・リフォーム費用はかかります。マンションなら、管理費や修繕積立金が将来上がる可能性もあります。

賃貸の場合は、毎月の家賃がそのまま老後の支出に乗ります。家賃8万円なら年間96万円。年金だけで暮らすなら、家賃があるかないかで、必要な老後資金が大きく変わってくるのです。

老後シミュレーションで入力すべき項目

老後生活費シミュレーターを使うときは、次の項目を入れてください。

  • 年金見込額
  • 退職金・貯蓄・投資資産
  • 住居費:家賃、住宅ローン、管理費、修繕積立金
  • 食費・光熱費・通信費
  • 医療・介護の予備費
  • 旅行・趣味・交際費
  • 物価上昇を考慮した余裕額

特に年金見込額は、「ねんきん定期便」や公的な年金見込額で確認してください。平均値だけで判断すると、自分の実態とズレてしまいます。

老後資金を増やすより先に、固定費を下げる

老後対策というと、つい資産運用に目が向きます。でも、固定費を下げることも同じくらい効果があります。たとえば月3万円の固定費を削れば、年36万円の不足が改善する計算。これを老後30年で考えると、1,080万円分のインパクトになります。

見直す順番は、住居費、保険、通信費、車、サブスク、光熱費がおすすめです。特に、退職後に車を何台持つか、保険をいつまで続けるか、住み替えるかは、老後の家計を大きく左右する意思決定です。早めに考えておくほど、ゆとりにつながります。

FAQ

老後の生活費は夫婦でいくら必要ですか?

2025年平均では、65歳以上夫婦のみの無職世帯の消費支出は263,979円です。ただし、家賃や住宅ローンがある場合は、これより高くなりやすいです。

単身の老後生活費はいくらですか?

2025年平均では、65歳以上単身無職世帯の消費支出は148,445円です。賃貸の場合は、家賃分を上乗せして考える必要があります。

老後資金はいくら必要ですか?

平均不足額だけで見ると、夫婦で30年なら約1,527万円、単身で30年なら約1,079万円です。ただし、医療・介護・住居・物価上昇で大きく変わるので、自分の年金見込額と住居費をもとに、個別に計算してください。

参考データ・出典

平均を見るだけで終わらせない

記事の数字を自分の家計に置き換えると、削るべき支出と残してよい支出が分かります。

Taka

東大理系卒・ITエンジニア・FP資格保有
データサイエンスによる投資歴8年以上。正しく貯めて、正しく使うがモットー。
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